南海トラフ巨大地震等の自然災害が懸念される中、BCP活動(事業継続計画)に取り組んでおります。
建設業各社の取組みとして、相互支援できる体制を構築するため発足されたBC連携に、平成28年6月より参加させていただくことになりました。
現在は建設業者11社(徳島県内8社、岡山県内2社、和歌山県内1社)と徳島県内の飲食業1社の計12社でBC連携を締結し、定期的に合同訓練を実施しています。
そこで2月1日、岡山県倉敷市玉島にて【i-Construction推進施工見学会】・【災害時対応訓練】及び平成28年度第3回なでしこBC連携パトロールが行われ、男性2名・女性2名が参加しました。
はじめに、玉島にある「高梁川乙島堤防工事」の工事概要やICT施工実施状況、中でもドローンによる起工測量などに関して詳細に学び、ICTを活用する現場の生の声を聞くことができました。
その後2班に分かれ、1班は防災訓練や仮設トイレ・ダンボールシェルター設営の体験を、もう1班は炊き出し訓練を行いました。
主催者でもある天野産業(株)様(岡山県)の的確な指示により、皆が連携しスムーズに作業を行うことができました。
そして豚汁とおにぎりが完成!全員で美味しくいただきました。
お腹がいっぱいになったところで、午前中に学んだi-Construction推進現場へ!
現場ではドローンによる空中写真デモやバックホウによる3Dコントロールガイダンス(法面整形)について学びました。
また、同時になでしこBC連携パトロールが実施され、各社女性職員がチェック項目に沿って確認していきました。
最後に、なでしこBC連携に関しての今までの取組みや今回の振り返りを行い終了しました。
今回実施した内容について、自社の災害対策も強化し、連携がスムーズにできるよう訓練を続けていきます。